こんばんは!今日はカメラのレビュー記事を書いてみようと思います。というのも、昨日ケータイをみているとこのE-M1のMarkIII発売のニュースが!!のおおおおおおおおおおおおおお!!知らなかった・・・
自分は昨年の11月にちょうど6年間使い続けたE-M1を手放し、MarkIIに買い換えたばっかりでした笑
ちきしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!笑
なんてタイミングの悪い!!笑 ひとえに情弱でございました・・・・
というわけで、MarkIIIの実機はまだ持っていないですが、この悔しさを原動力に、E-M1, E-M1 MarkIIユーザとして、このMarkIIIは「買い」かどうかを徹底的にレビューしてみようと思った次第であります。
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E-M1 MarkIIIの発売情報
- 発売日:2020年2月20日
- 発売価格(メーカー希望小売価格):オープン価格
ちなみに、ヨドバシカメラでみてみると、2020年2月28日時点で、ボディのみ21.7万円、PROレンズセットで28.3万円と、直近のO-MD E-M1 MarkII(レンズセットで20万円強)よりも一回り高いようです。
仕様一覧
O-MD E-M1 MarkIIとの比較で性能を調べてみました!ハイライトしている箇所が、MarkIIIの特筆ポイントです。
仕様 | O-MD E-M1 Mark III | O-MD E-M1 Mark II |
レンズマウント | マイクロフォーサーズ | 同左 |
イメージセンサー | LiveMOS | 同左 |
画像処理エンジン | TruePIC IX | TruePIC VIII |
ライブND | 可 | 不可 |
ハイレゾショット | 三脚ハイレゾ:8000万画素相当 手持ちハイレゾ:5000万画素相当 | 三脚ハイレゾ:5000万画素相当 手持ちハイレゾ:不可 |
カードスロット枚数 | 2枚 | 同左 |
有効画素数 | 2037万画素(総画素数 2177万画素) | 同左 |
手ブレ補正 | 5軸シンクロ手ブレ補正 補正段数:7.5 | 5軸シンクロ手ブレ補正 補正段数:5.5 |
ファインダー形式 | アイレベル式液晶ビューファインダー 236万ドット | 同左 |
モニター | 3.0型2軸可動式液晶、104万ドット | 同左 |
オートフォーカス | 形式:ハイスピードイメージャ 測距点:121 星空オートフォーカス:可 | 形式:同左 測距点:同左 星空オートフォーカス:不可 |
連射速度 | 最大60コマ/秒 (AF追従18コマ/秒) | 同左 |
使用電池 | BLH-1 | 同左 |
重量(本体) | 504g | 498g |
大きさ | 123.1mm(W) 90.9mm(H) 68.9mm(D) | 134.1mm(W) 90.9(H) 68.9mm(D) |
なるほど・・・!まとめると、①画像処理エンジンが刷新 ②手ブレ補正性能UP ③AFバリエーション・性能UP、④ライブNDが可能に ⑤ハイレゾ性能Up ということのようです。
仕様上だと、画質やAF仕様の数字は同じに見えますが、画像処理エンジンの進化により、どうやら数字でみる仕様以上の進化があるようです。
次は、これら一つ一つの進化を深掘りしてみていこうと思います。
進化1:画像処理エンジン TruePIC IX
まず、E-M1 MarkIIIでは画像処理エンジンが刷新されています。公式パンフレットによると、以下のように書かれています。
さらなる性能向上を果たした新画像処理エンジン True Pic IXを採用。2000万画素 Live MOSセンサーとTruePic IXの高画質&高速処理を組み合わせることで、M.ZUIKOレンズの高い光学性能を引き出し、一眼トップクラスの高画質を提供します。
この処理性能の向上によって、上述した各機能の向上がもたらされています。
- ライブNDが可能に
- ハイレゾ性能が向上
- AF性能が向上
進化2:新機能「ライブND」
これはすごい!
TruePIC IXにより、NDフィルターを使わなくてもスローシャッターを使った表現が可能になりました。
NDとは、Neutral Densityの略で、直訳すると「中立な濃度」。撮影用語としては、発色に影響を与えることなく、光量を落とした撮影を行う場合に使われます。
通常、上のような水が滑らかに流れるような写真を取ろうと思うと、シャッターを長時間開いておく必要があるため、光量が増えすぎないように、NDフィルターを装着しての撮影が必要でした。
このライブNDは、そのようなフィルターがなくともリアルタイムに自動的に光量の調整が行われるようになります。す・・・すごい、これはもうNDフィルター要らずではないか・・・!
しかも、ホームページの説明によると、ライブNDでは、NDフィルターとは異なり全ての光を取り込むため、NDフィルターで撮影するよりもノイズの少ない写真が撮影可能になるとか!
進化3:ハイレゾショットの性能向上
Mark IIIでは、ハイレゾショットの性能がさらに向上しているようです。ハイレゾショット機能はMarkIIでも実装されていましたが、こちらは三脚の利用が前提で、かつ最大5000万画素相当の画質でした。
MarkIIIでは、三脚を使わない手持ちでも同等高画質での撮影が可能になったばかりでなく、三脚を利用した場合は最大8000万画素の撮影が行えるようです。
公式ページによると、以下のような説明が。ハイレゾショットの仕組みは私自身勉強が必要ですが、とにかくもうものすごくテクいことが行われているようです笑
撮影中に発生するわずかな位置ずれを活用し、合計16回撮影した画像を元に5000万画素相当の超高解像度画像を生成します。
進化4:7.5段手ブレ補正
Mark IIでも搭載されていた高度な手ぶれ補正機能「5軸シンクロ手ブレ補正」。
MarkIIIでは、これがさらにパワーアップし、MarkIIの最大5.5段から最大7.5段補正が可能になりました。
比較に、SONYの最新機種α9の手振れ補正仕様を見てみたのですが、5.5段のようです。他社の手ブレ補正機能とも一線を画するほどにパワーアップしたのですね・・もはやすごいの一言・・・
進化5:星空オートフォーカス
で・・・でたーーーーーー!!!欲しかったーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
目の付け所が素晴らしいです・・これずっと欲しかった・・・!!毎回マニュアルでのピント合わせ、寒くて暗い夜には本当に辛かったからめちゃくちゃ嬉しい・・・
以下、公式ページからの引用です。
これまでMFによるピント合わせが常識だった本格的な天体撮影をサポートする新機能として、星空のピント合わせに特化した星空AFを新たに開発。暗闇にひかる星々にも確実にピントを合わせられるアルゴリズムにより、高精度のAFを実現しています。
進化6:顔優先/瞳優先AFの性能向上
こちらも、MarkIIにもある機能ではありますが、画像処理エンジンTruePIC IXの高い画像処理能力と、アルゴリズムの改善によって、顔・瞳を検出する精度・追従性・レスポンスが大幅に改善されたようです。
さらに小さな顔や瞳の検出能力が向上し、横向きの状態など顔検出が難しいシーンでも安定してピントを合わせ続けることが可能だとか。
Mark IIIはMarkIIユーザにとって「買い」か?
はい、もう圧倒的に「買い」だということがわかりました!笑
個人的にも今回のUpdateは嬉しいところばかりです!特に星空AFと7.5段手振れ補正と手持ちハイレゾ!ほぼ全部ですね笑
く・・・この前 Mark IIを買ったばかりだけど、ものすごく買い換えたい・・・笑
そんな私とあなたにオススメのキャンペーンが5月まで実施されているようです。
このキャッシュバック(ボディのみ2万円)と、ヨドバシカメラの還元ポイント(2.3万円)と、MarkIIの売却代金 (10万円弱くらい?)を差し引くと、なんとか実質7,8万円くらいで買えるのか・・・・
くーーーーーー迷う!!!
しばらく迷ってみます笑
というわけで、本日の記事はこれにておしまいです。
検討されている方の参考に少しでもなっていれば嬉しいです(よければ記事下方にイイね・コメントいただければ、今後の記事改善の参考になります!)
最後までご覧いただきありがとうございました!
実際のシャッター速度と、補正の結果相当するシャッター速度の段数の差のことを指すようです。
つまり一段上とは、シャッター速度1/25で撮影していた場合、その倍の1/50で撮影したのと同じくらい手ブレしにくくなっている、と解釈できるようです。