FOLIO (旧LINEスマート投資) で2年間毎週1000円ずつ貯金したらすごいことになった

こんにちは。最近、このLINEスマート投資なるサービスの利用を初めてみました。

この機会に、このサービスをちゃんと理解しておきたいなと思い調べてみたことを解説してみようと思います。

いや、これ、投資のリスクも抑えつつ、簡単に、お安く資産を運用できてなかなか素晴らしいサービスだと思いました!!何よりUXがしっかり作り込まれているなぁと思いました!使いやすい!!

アプリケーションエンジニアとして、UX設計も勉強になりました。

Contents

LINEスマート投資とは?

2022年6月更新
LINEスマート投資は、2022年4月でサービス終了し、FOLIOに統合されました。2022年4月以降は、自動積立機能はなくなってしまいますがFOLIOの「おまかせ投資」で引き続き運用が継続されます。とはいえ、LINEスマート投資ももともと裏側はFOLIOで運用されているものだったので、以下で紹介する成績は、ある程度参考にしていただけるのかなと思っております。
https://folio-sec.com/static/topics/posts/2m0yaRJF7Lc9OMqN8bqam7/index.html

公式サイトより引用

2019年4月にLINEがスタートした、投資サービスです。運用の基盤はテーマ投資型オンライン証券会社でベンチャー企業のFOLIOがになっているため、LINEスマート投資で預けたお金は、FOLIOで運用される仕組みのようです。

こちらも公式ページで以下の説明がありました。LINE自体は、FOLIO上でお金を運用するための媒介としての役割のようですね。

LINEスマート投資を提供するLINE Financial株式会社は、株式会社FOLIOを所属金融商品取引業者とする金融商品仲介業者として、LINEアプリを通じて株式会社FOLIOが取扱う有価証券の売買の媒介及び投資一任契約の媒介を行います。
両社は資本業務提携を締結しており、株式会社FOLIOはLINE Financial株式会社の持分法適用会社となります。 両者の詳細は以下の各ウェブサイトをご覧ください。

*FOLIO上では「ワンコイン投資」というサービス名称で区別されています。

LINEスマート投資の特徴
  • 500円から投資できる
  • お金は、LINE PAYからワンクリックで入金できる(銀行からの入金も可能)
  • ロボアドバイザー(自動運用)により世界中の証券に自動的で分散投資できる
  • 自動積立設定ができて、毎週500円〜LINE PAY等からの自動引き落としで積立可能

ロボアドバイザーの投資方針はカスタマイズできる?

ロボアドサービスは他にもWealth NaviやTHEOなどもありますが、一般的には自身の投資タイプ(利益重視、安定重視など)に応じて、ポートフォリオの構成方針をカスタマイズできるように思います。

LINEスマート投資の場合は、そのような人によるカスタマイズは今のところできなさそうでした。これ、できるようになると嬉しいですねー。

手数料は安い?

まず、購入時の手数料は0円です!これは、最近の投資信託では多いかと思います。

一方で、信託報酬手数料は、運用資産時価評価額の1%(年率)のようです。(10万円を運用していれば、1年間で1000円)これは、一言でいうと運用への対価になります。

これは高いのか、安いのか?

一般的な投資信託の場合、インデックスファンド(指数に追従するように運用する、比較的運用者の運用負荷が小さいファンド)の場合0.5%とか、0.7%とかだったりしますね。一方で、アクティブファンド(大きな運用成果を狙いにいく、運用者のスキルが求められるファンド)の場合は1.5%とか、2%とかだったりします。

これからみると、

インデックス運用の投資信託よりは高く、アクティブ運用の投資信託よりは安い、といった感じでしょうか。

下でも書きましたが、投資先は海外のETF(インデックスファンド)のようなので、個別インデックスファンドの手数料率+そのポートフォリオ構築のためにFOLIOがロボアドする手数料率が上乗せされたものと考えると、それなりに納得感のある価格設定な気もします。

具体的な投資先は?

LINEスマート投資の説明によると、下記の説明があります。基本的に海外(米国?)の証券に投資されているようですね。

NSYE(ニューヨーク証券取引所)またはNASDAQに上場しているETF(上場投資信託)から投資対象を選別し、株式・債券・不動産・コモディティに分散投資しています。

なるほど、海外の個別株式に直接投資されているのではなく、1口から買えるETFを買っているので小口投資ができるという仕組みなんですね。しかも、ETFなので個別株の変動リスクも抑えられていて、大きな損失を出すリスクも少なそうです。

もう一つ、海外ETFは国内ETFよりも手数料が安いことも、投資先になっている理由なのでしょうね・・。

買い付けはいつ実施されるか?

LINEスマート投資に預けいれたお金は、いつ、ETFの買い付けに回されるのでしょうか。こちら、LINEスマート投資のヘルプに書いていました。日本市場とアメリカ市場が空いている日であれば、入金直後に注文が入るようですね。(実際に買い付けが完了するのはアメリカ市場が開いてから、ですかね・・?)

入金後、日本市場とアメリカ市場の両方が営業日である初日(同日を含む)に注文が出されます。

リバランスはいつ実施されるか?

原則毎月1回実施されますが、リバランス日に追加・売却注文が入っていれば、その翌営業日に実施されるようです。

分配金はどのように扱われるか?

基本的には自動的に再投資されるようです。

LINEスマート投資のはじめ方

必要なものは、以下の2点です。これがあれば、数ステップのオンライン手続きだけで申請が完了し、翌日には口座が開設できます!

  • 運転免許証の実物
  • マイナンバーカード または 通知カード

初回:LINEスマート投資に500円投資してみたら

さて、ものは試しということで、LINE PAYから500円を突っ込んでみました。

さて、次の日にこの500円がどのように投資されたか確認してみました。

なるほど、どの個別ETFを何口買い付けたか、という情報ではなく、そのさらに内訳の商品構成を計算して出しているようです。債券への比率が多いですね。やはりリスクをなるべく抑えた運用をしようとしているんですかね。

これ、もう少し細かく、株式の中でもどのような種類の株式かを確認することができます。

毎週積立投資ができるようなので、もう少し気長に運用して、また結果をご報告できればと思います!

それから2年がたち・・・

さて、最初にこの記事を書いた2020年から2年が経過しました。その後いかに・・・?!

ちなみに、初回は500円の投資でしたが、その後毎週1000円という設定に変えて積み立てを始めました。(LINE Walletにお金入れ忘れてて積み立てられない週も途中結構ありましたが笑)

それではまいります、ばん!

おお!+12%!拠出していた金額は多くないですが、リターン12%というのはなかなか素晴らしい成績ですね・・!やっててよかった・・うまい焼肉でも食べよう(´;ω;`)

ポートフォリオ内のリターンの内訳もみてみます。ばん!

債券のリターンが少し少なかったですが、それ以外はすべて20%~30%程度の上昇。素晴らしい・・・不動産は、米国REITに投資されていたようですが、これが最も上昇していました。

株高な局面だったこともありますが、それでもこのサービス、良い!長期的にみるとやっぱり投信に勝るリターンを安全に得られる投資はないですね・・!

おまけ:FOLIOではテーマ投資もできる

ちなみに、ワンコイン投資はLINEスマート投資オリジナルのFOLIOサービスのようですが、もともとFOLIOのサービスであったテーマ投資も、LINEスマート投資経由で行えるようです。

こちらは以下のサービス

例えば、5Gフェーズ1をクリックしてみます。

単価情報が記載れています。

むむ、この金額はどのように決まっているんだ・・?

下にスクロールすると、このテーマ株の構成株である具体銘柄が確認できました。

なるほど、関連テーマ企業の個別株を、FOLIO独自の構成比率でパッケージ化して売っているということなんですね。これも資金に余裕ができたらやってみたい!

以上、LINEスマート投資サービスを使ってみて分かったことのメモでした!

これから投資をはじめる方の少しでも参考になれば嬉しいです!

おしまい

この記事を気に入っていただけたらシェアをお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
Yuu113
初めまして。ゆうたろうと申します。 兵庫県出身、東京でシステムエンジニアをしております。現在は主にデータ分析、機械学習を活用してビジネスモデリングに取り組んでいます。 日々学んだことや経験したことを整理していきたいと思い、ブログを始めました。旅行、カメラ、IT技術、江戸文化が大好きですので、これらについても記事にしていきたいと思っています。