こんにちは。最近は、Azureの勉強をしております。
勉強しようとして困ったことが、市販の教材が少ない!ということです。これからもっと増えていくのでしょうが、いまいま勉強するには、何が良いんだろうかと探してたどり着いたのが、Microsoftの公式学習教材である「Microsoft Learn」でした。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/
本日は、その使い方含めて、ご紹介できればと思います!
Contents
Microsoft Learnの特徴(良いところ)
実際に使ってみて、以下のようなところが良いなと思いました。
- 学習コンテンツが豊富(Azureだけでも1000件近いコンテンツ!)
- 開発者、管理者、セキュリティ、データエンジニア、資格試験対策、など、目的に応じて学習コンテンツがパッケージ化されていて、必要なコンテンツに絞って勉強できる
- 資格試験も、このコンテンツの内容を学習することで全然合格できる!
- コンテンツにはハンズオンも豊富で、無料で利用できるAzure Sandbox環境を使って実際に手を動かしながら学ぶことができる
- 各コンテンツの最後には、知識確認問題が含まれていて、復習しながら進められる
- 経験値・レベルといったゲーム要素が含まれていて、コンテンツを学習すればするほどレベルアプしていく(そのさきに何があるのかは謎笑)
逆に若干気になるところとしては、以下がありました。
- 一部コンテンツはまだ日本語化されておらず、英文ドキュメントしかない(AI系コンテンツなど)
- 日本語教材は英語版を翻訳なので、たまに訳がぎこちない。
それでは、Microsoft Learnのはじめ方をご紹介していきます!
Microsoft Learnのはじめ方
Microsoft Learnを始める方法です。
ログイン
こちらのページに行き、マイクロソフトアカウントでログインします。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/
目的でコンテンツを絞り込む
Microsoft Learnは、膨大なコンテンツ量があるため、順番に見ていくという方法では、キリがありません笑 なので、目的から絞り込まれることをお勧めします。
例えば、単純にコンテンツの一覧を表示すると、下のキャプチャでも分かるとおり、全部で1610件もの学習コンテンツが表示されます笑
目的でコンテンツを絞り込む例として、Azure Fundamental資格試験(AZ-900)に向けた学習を進めたいとします。
その場合、はじめに「認定資格」から、AZ-900を探します。
すると、こちらのリンクに飛ぶと思います。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/certifications/azure-fundamentals
この中で、この資格を取得するために学習をしておくべきコンテンツの一覧が表示されます。
それでは、ある一つの「ラーニングパス」の中身を見てみます。
さらに、一つのモジュールを開くと、ユニット(目次)の一覧が確認できます。
ここまでご覧になってお分かりになったかと思いますが、学習コンテンツは、「ラーニングパス」>「モジュール」>「ユニット」という階層で構成されています。
- ラーニングパス:複数のモジュールを目的別にパッケージ化したもの
- モジュール:個別分野の学習コンテンツ
- ユニット:各モジュールを構成するセクション
という包含関係になっています。そのため、目的から学習したい「ラーニングパス」を絞りみ、その中に含まれるモジュールの学習を順番に進めていくやり方がオススメです。
学習を進めていく
学習コンテンツの中には、テスト、ハンズオン、経験値Upなどの要素が含まれており、効率的に・楽しく学習を進めることができる仕掛けが凝らされています。
以下に、それぞれについて、どういったものかをご紹介していきます。
テスト
テストは、1つのモジュールの中で1つまたは複数設定されており、コンテンツの理解度を確認するために有益です。
間違った問題、正解した問題についても、しっかりと解説がついているケースが多いので、役立っているなと感じます。
ハンズオン
1つのモジュールの中に、ハンズオンが含まれているものもあります。実際にAzureのポータル操作や、CLI操作を行ってリソースの作成や設定作業を体験してみることができます。
え、これやろうと思ったら課金発生するやん・・と思った方、朗報です!
このハンズオンでは、Azure Sandboxという無料の環境が提供されています。まずは、無料でいろいろ触ってみれる、というのが良いですね。(全ての機能が使えるわけではないことに注意です、あくまで最低限の機能が使える)
ハンズオンコンテンツの中で「サンドボックスを有効化する」というボタンをクリックすることで、自分のAzureアカウントの中にSandboxというテナントが立ち、無料のサブスクリプションが付与されます。
ただ、こちら、Microsoft Learnを利用している他ユーザと供用の環境なので、接続数上限などがあるようで、たまに順番待ちになって使えないことがあります笑
また、Sandbox環境は一定時間経つと自動的に消えるようです。
経験値Up
最後ですが、このMS Learnでは、経験値という仕組みがあります。
だからなんや、という感じではありますが、コンテンツをクリアしていくことが地味に楽しくなる小さな仕掛けです。
経験値をためて何か良いことがあるのかは、分からないです笑
いかがでしたでしょうか。
私も、引き続き、Azure Learningを使って勉強を進めていきます!
おしまい
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