こんばんは。今日は、Visual Studio Codeの設定を、PC間で同期する方法について整理しておこうと思います。
以下のQiitaでも解説されていましたが、より新しいバージョンのVisual Studio Codeには、公式の同期機能が備わっています。これを利用することにより、異なるPCにインストールされたVS Code間で常に同一の拡張機能、設定がインストールされた状態で作業を進めることができて大変便利です。
https://qiita.com/Nuits/items/6204a6b0576b7a4e37ea
今回は、以下のように同期元と同期先の2台のPCがある状態を想定して解説を進めていきます。
それでは早速参ります!
Contents
各VS Codeの事前設定
まあ、同期元・同期先問わずやることは同じですが、それぞれ一応キャプチャを添えておきます。
同期元VS Code
VS Code左下の「Turn on Settings Sync」より、同期を「Turn On」します。
すると、同期対象の設定が選択できます。今回は全てを同期対象とし、続いてSing inをクリックします。
このとき、既に所有しているMicrosoftまたはGithubのアカウントのいずれかを使ってログインします。今回私はGithubアカウントでログインしました。
これで同期の有効化が完了しました!!
同期先 VS Code
はい、こちらも上と全く同じことをやっていきます。(日本語版、英語版の違いはありますが)
以下同文なので説明は割愛します。
こちらも、先ほどと同じGithubアカウントでログインしたところで、無事同期完了!と思いきや以下のエラーが。。どうやらバージョンが揃っていない?ようで、有効化に失敗しました。
というわけで、エラー文言の通りに、こちらのVS Codeのバージョンを更新しに行く。
と思ったらここでも問題が!どうやら私のMacにインストールしていたVS Codeは、Downloadフォルダ直下で動かしていたため、更新が行えない、というエラーのようでした。
VS CodeをDownloadフォルダから別ディレクトリに写すことでVS Codeのアップデートが可能になり、その結果同期の有効化にも無事成功しました!
以上で事前準備は完了です!
同期開始
さて、それではVS Codeの設定が同期される様子をみてみたいと思います。
同期先VSCodeを同期元VScodeの設定に合わせて更新する
同期は、それぞれのVS Codeが起動されたタイミングで行われるようなのですが、最初に同期先(Mac)のVS Codeを再起動すると、以下の確認がでてきました。
Merge Manuallyを選択すると、設定ファイルの同期方針についての確認が出てきました。
Extensionsなどは、基本的に存在する方に合わせて追加インストールされるだけのようですが、VS Code自体の設定ファイルは、どちらを正とするか選択できるようです。
こちらをどちらか希望の方で選択すると、設定の同期が完了し、続けてExtensionsの同期が開始されました。OUTPUTのログに同期状況が出力されるので、目でも確認することができます。
Sync完了!同期先(Mac)側のVS Codeに、同期元(Windows)側のExtensionsが全てインストールされ、左側メニューが増えました!(Windows側と同じに!)
とても簡単でした!
いずれかのVSCodeを更新してみる
さて、これで2つのVS Codeは同期された状態になったのですが、ここでさらに追加の拡張機能を片方に入れてみます。
この後、Windows側のVS Codeを再起動してみると、想定どおり再起動のタイミングで同期が走り、追加した拡張機能がインストールされた状態で立ち上がりました!!
うん、この機能控え目にいって超絶便利!!
以上、VS Codeを複数マシン間で同期する方法についての整理でした!
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それでは!
今回は、以下の2台のPCにそれぞれVS Codeがインストールされていること前提とします。
・Windows PC(同期元:既に設定を充実させてある)
・Mac PC(同期先:設定がほとんどされていない)