こんばんは。本日は、ビジネスで使える英語力の鍛え方について、私自身の経験を踏まえてまとめていきたいと思います。
社会人になってから、TOEICのスコアを上げること自体へのモチベーションは薄れていったのですが、この勉強を2~3ヶ月間続けたことで、TOEICのListening/Readingのスコアも735から900まであがりましたので、TOEICのスコアを上げたい方にも役立つ勉強法なのではないかと思います。
また、この勉強法による肝心のビジネスへの成果ですが、以下にまとめられるかなと思います。個人的にはやって良かったと強く思います。
- 英語を使うことは全く怖くなくなった(自信がついた)
- ビジネス日常におけるReading/Listeningには困らなくなった(ネイティブの会話を常に100%聞き取れる/読めるわけではないですが、8~9割は理解できるので、困りはしない)
- 「英語けっこうできる人」という扱いを受けて、英語を使う仕事を貰えるようになった
それでは参ります!
Contents
社会人になった頃の自分の英語状態
- 今まで特に力を入れて勉強はしてこなかった(大学入試、大学院入試(に必要だったTOEIC)のために勉強したくらい。この時ばかりはちょっと頑張りましたが)ため、ごくごく一般的な英語力の範囲。
- 大学院入試勉強前はTOEIC L/R 580点。大学院入試勉強後はTOEIC L/R 735点。この時はTOEIC用問題集で対策していました。
こんな自分でしたが、社会人になって、英語を使う部署へ異動したいなぁという思いから、ビジネスの場で使える英語を身につけていきたいと考えるようになりました。
勉強の方針
当時考えていた方針は以下。
- TOEICなどの模試問題集を使った無機質な勉強はしたくない。生きた英語を学びたい。
- とはいえ単語はめっちゃ大事だと思うから覚えられるだけ覚えていきたい。
社会人になってからは特に問題集を解いて英語を覚える作業が退屈で苦痛だったので、なるべく日常生活の一部として自然に英語の勉強ができる方法にこだわりました。
結果として、この方法はとても楽しく、モチベーションを維持することができましたので、自信を持っておすすめできる方法です。
それでは以下具体的な勉強方法をご紹介します。
土台は語彙力
やっぱり単語を知っていると圧倒的に強いと思います。中には語源や前後の文脈から推察できる、という方もいますが、それでも最初から単語を知っているとその手間が不要になりますし、何より覚えることが大変なわけでもないので、費用対効果も抜群です。
私は、以下の単語帳を覚えました。(これはTOEIC用ですが笑)
こちらは私が大学時代に購入して今でも愛用している単語帳なのですが、この単語帳の単語を覚えたことで、基本的な日常会話の単語であればカバーできたと感じますし、TOEICで分からない単語も99%なくなりましたので本当にオススメです!
また、さらに一段レベルを上げていきたい方には、以下のIELTS(またはTOEFL)の単語帳もオススメです。というのも、IELTSやTOEFLの難易度上限はTOEICよりも高く、より専門的であったりアカデミックな単語まで出題されるためです。なので、これらの単語帳を活用することで一段と多くの単語をカバーしていくことができます。
Readingの鍛え方
上にご紹介した方法で単語を補強しつつ、Readingも鍛えてきます。
個人的にとても良かったのは英語ニュース誌です。以下に詳細を補足します。
英語のニュース雑誌を読むメリット
私は、毎週英語のニュース雑誌を読むことでReading力を鍛えました。この方法の良いところは、
- 発行が1週間単位なので、決まったちょうど良いリズムで勉強を続けられる。
- ニュースなので、文章がくだけすぎていない、しっかりとした文法の文章が読める。
- 政治・経済・時事単語が多く難しいが、TOEIC対策などの単語帳にはのっていない単語をたくさん学べる。
- (現地の経済・政治事情も分かる。)
と、メリットがたくさんです。
読んでいた英語ニュース雑誌
自分は、仕事でインドに滞在しているときにこの勉強をしていたので、
- India Today(インド版 日経ビジネス的な雑誌)
- TIME
- The Economist
の3つの雑誌を毎週読むようにしていました。India Todayはインドローカルなので、ちょっと参考にならないかもしれないですが、同じくらいのボリュームのTIME誌がオススメです。The Economistは、他の2誌と比べるとボリュームがかなり多いので、自身があれば挑戦してみても良いかもしれませんが、自分は1週間で仕事をしながら読み切るにはTIME誌がちょうど良かったです。
(雑記ですが、India Todayは、記事も分かりやすくめちゃくちゃ良雑誌です!インドにいかれるビジネスマンの方がいらっしゃれば、インドの時事ニュースと英語力のトレーニング双方の意味で必携ではないかなと思います)
英語ニュース雑誌の勉強方法
- 無理して全ては読まなくても良い。自分の興味のあるトピック、読みやすそうなトピックから読み始める。その方が自然に頭に入ってくる。
- 分からない単語、言い回しがあればマーカーでラインを引いておき、単語の意味を調べる。
- 新しく知った単語、言い回しは後からもう一度読み返して覚えるまで復習する。
その他のオススメニュース教材
上記以外にも個人的に役立った英語教材を厳選してご紹介できればと思います。
CNN ENGLISH EXPRESS
実際のCNNニュースを題材にして、表現・文法・単語を分かりやすく解説してくれています。CNNニュースが家では見れない、という方はこのテキストでの勉強でも全然代替できると思います!リスニング用CDも付属しています!
また、この雑誌は月刊ペースと、TIMEなどよりも頻度が落ちるので、毎週1冊はきつい、という方にもとてもオススメだと思います。
Listeningの鍛え方
続いてリスニングです。僕は、以下の2つの方法を活用していました。
- 英語ニュースを聞く
- Netflix / Hulu / Amazon Primeといった動画サービスを活用する
以下にそれぞれ補足します。
英語ニュースを聞くメリットと勉強方法
海外の英語ニュースで英語を勉強するのには以下のメリットがあると思います。
- ニュースなので一音一音はっきりと発音されていて、正しい英語を学べる
- 発話スピードは早いので、ネイティブの発話スピードに慣れることができる
自分は、インド滞在中に流れていたCNNを毎朝と夜に聞くようにしていました。はじめは内容が聞き取れなくて意味が分からなくても、最初は耳を慣れさせることにも意味があるので、耳に流し込むことを続けましょう。
なお、日本にいながらこれらの海外放送を見る方法ですが、現在では海外放送の契約をせずとも、Amazon Primeで月額792円でBBC World Newsの購読ができます。便利になりましたね。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/offers/ref=atv_3p_bbc_c_KbWX4r_HScb9edc_1_1?benefitId=bbcworldnews
Live Newsに加えて、過去のトピック別アーカイブも観れるので、便利です。CNNもどこかで観れるかもしれませんね。
Netflix/Hulu/Amazon Primeを聞くメリットと勉強方法
上記のサービスで海外のドラマを見て学ぶ方法も非常に良かったと思います。こちらは字幕の切り替えも自由にできるので、ただ流して見るよりは、もう一歩踏み込んで学びにいくと効果絶大だと思いました。
メリット
- より日常会話に近い表現が学べる
- ニュースよりも、より日常のシーンで使う英語が学べる
- 字幕が切り替えられるので、より英語の勉強に適している
私が実践した勉強方法
- まずは普通に英語音声で日本語字幕で聞いて会話内容を理解する
- 次に日本語音声で英語字幕にして、使えそうだなと思った日本語の英語表現を覚える
- もう一度英語音声に戻して、字幕を無くして、心の中で同時通訳する
これを繰り返すと、リスニングに慣れる&使える口語表現をたくさん習得できる
個人的に良かったのは、以下です。長い映画よりは、尺の短い15分~30分ほどのドラマをちょこちょこ観ていく方が勉強しやすいと思いました。
GLEE
- これは個人的に好きだったから選んだわけですが笑 毎回の尺がちょうど良く、かつシリーズがたくさんあるので継続勉強にはもってこいです。
デグラッシ NEXT CLASS
- 学園ものですが、今の世の中でも直面する普遍的な議題に毎回フォーカスが当てられるため、実生活での活用をイメージしながら英語勉強できました。
https://www.netflix.com/title/80062047
番外編:オススメの英語学習サービス
Speakingに関しても、Reading/Listening同様日常的に触れ続けることが大切です。
2022年3月現在、英語のSpeakingを鍛えるサービスの中でも特にオススメのものをご紹介します。
超短期集中!英語学習のブートキャンプ:プログリッド
こちらは、英語学習の徹底的なコーチングを行ってくれるサービスです。英会話を繰り返すのではなく、専属のコンサルタントが付き、一人一人にあった学習プランを作成し、英語の継続学習をサポートしてくれます。
高品質なビジネス英会話:ビズメイツ
こちらは、英会話に特化したサービスです!実は私の会社でも公認英会話サービスとして利用が推奨されています。講師の方を毎回自分で選ぶことができる点も魅力です。
いかがでしたでしょうか。
皆様の英語学習の助けになれば幸いです!
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