こんにちは。今日は、AWS Lightsail上で動くBitnami WordPressイメージで、phpmyadminを使えるようにする方法について整理しておこうと思います。
既によくまとまったサイトがいくつかあったので、それらを参考にしてうまく行った方法についてまとめておきます。
それではまいります。
Contents
変更前
最初に、規定の状態でphpMyAdminにアクセスしようとするとどうなるか確認しておきます。
phpMyAdminにアクセスするには、以下の通りhttpで、ドメイン名orIPアドレスの後ろにphpmyadminを指定します。
http://ドメイン名 or IPアドレス/phpmyadmin
が、規定の状態ではブラウザに以下の警告が出てページが表示できないことでしょう。
For security reasons, this URL is only accessible using localhost (127.0.0.1) as the hostname.
これは、現状phpMyAdminへのアクセスはローカルホストからしか許可されていないためと見受けられます。
対応方法1:Basic認証でアクセスできるようにする
これは、こちらのブログなどで紹介されていました。
https://qiita.com/tomokei5634/items/ca6a7043fe88cdfed1ba
これでphpMyAdmin自体へのログインもできるようになるわけではなく、あくまでphpMyAdminのページへ到達できるようになる、という方法です。
1)まず、/opt/bitnami/apps/phpmyadmin/conf/httpd-app.conf ファイルの以下部分のコメントを外し、AuthUserFileを以下の通り変更します。
# 変更前
# AuthType Basic
# AuthName phpMyAdmin
# AuthUserFile "/opt/bitnami/apache2/users"
# Require valid-user
# 変更後
AuthType Basic
AuthName phpMyAdmin
AuthUserFile "/opt/bitnami/apps/phpmyadmin/conf/.htpasswd"
Require valid-user
2)その後、Basic認証用のユーザ名/パスワードの組み合わせを.htpasswdファイルに設定します。
Qiitaの記事にもありましたが、パスワードは暗号化してファイルに登録するため、以下で暗号化後の値を確認します。
https://www.luft.co.jp/cgi/htpasswd.php
cd /opt/bitnami/apps/phpmyadmin/conf/
echo "ユーザ名:暗号化後のパスワード" > .htpasswd
3)最後にApacheの再起動を行います。
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache
再起動が完了したら、再びhttp://ドメイン名orIP/phpmyadminにアクセスします。すると、Basic認証のポップアップが表示されますので、先程のユーザ名とパスワードへアクセスすればphpMyAdminへ接続できるはずです。
方法2:localhost以外のアクセスも許可する
工事中。
phpMyAdminにログインする方法
phpMyAdminのトップ画面が表示されたら、ユーザ名とパスワードを入力する必要があります。
このユーザ名は、規定でroot、パスワードはAWS LightsailのインスタンスにSSHして以下コマンドを叩くとわかります。
cat bitnami_application_password
おしまい
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